2018年12月26日水曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1カ月でクビになった話。〜その7〜

今週から1週間、ブルーノ氏はバンコク郊外での仕事となる。

バンコクから4時間の地方都市での泊まり込みの仕事。

工場での機械のメンテナンスなので、

新人くんには少々ハードだが、

彼は鳴り物入りだった男。

それに、手っ取り早くうちの仕事内容もわかるだろう。


あぁこれで1週間、ブルーノ氏から解放される。



工事が始まって数日。

事務所の子に、仕事中のタイ人エンジニアからたびたび電話が鳴る。

事務の子も顔をしかめる。

どうしたのだろうか?

事務の子「タイ人エンジニアたちが、ブルーノ氏と仕事したくないって言ってます」

事務の子「1週間でこれ。彼はやっていけないわよ。」


俺の立場はタイ事務所の責任者。

本社もブルーノ氏にあいつの許可をとれと、持ちあげてくれていたので、

俺に対してはあんまりナメタ感じではない。

しかし、竹しゃんやタイ人の前では態度が違うようだ。



まず竹しゃんとタイ人が頭を悩ませたのが、

彼の食事へのこだわりだ。


現場仕事でへとへとのタイ人たち。

さぁ昼飯だっていつものタイ飯食堂に行くと、

ブルーノ氏はここは嫌だ、ここは量が多いだけで美味しくないなどブチブチ言うのだ。


タイ人も遊びに来てるんじゃない、とたしなめる。

どっちが日本人だ。



ホテルの朝食で牛乳を頼んだのだが、

フレッシュミルクが無かったようで、

タイの甘いミルク、しかもホットが出てきた。

すると烈火のごとくホテルの従業員に罵声を浴びせるブルーノ。


さすがにタイ人たちも、

なんだあいつ。

もう絡まないようにしよう。

って結論に至ったようだ。


優しいエンジニア竹しゃん、基本的に下に見てるタイ人の前ではこの態度。

まったく信用できない人格だ。



食事には興味を示すのに、仕事には興味を示さないのがブルーノ氏。

仕事の状況を確認するためにタイ人に電話してみた。

俺「どう?順調にすすんでる?」

タイ人「ちょっと問題発生したけど、多分予定通りに行くと思う。」

俺「ブルーノ氏はどう?がんばってるか?」

タイ人「NO!どこにいるかわからない。4時間前から、ずっと現場に来ない」

やっぱり大型新人はこの程度だった。

タイ人「車のカギを貸してくれって、ずっと言ってくる。」
   「たぶん、車で外まで行って休みたいんだと思う。」

俺「絶対に車運転させるなよ。」

タイ人「わかってる。もう、あいつと働くのは嫌だから。」


運転免許あるんで僕も運転できますよと何回も言ってきた出張前のブルーノ。

何かあっては困るので、絶対に運転はしてはいけません、と注意していたが、

この男は、どこまでも信用できない。


結局、賢明なタイ人がカギを渡さなかった為、

車で外に行くことも、

車の中で寝ることもでききないブルーノ氏。

すると工場の休憩所のベンチで寝ころんで眠る大型新人。

気持ちのいい、いびき付。


せめて、お客さんの目の届かないところで寝てくれればいいのだが、

日本人がおらず、タイ人の評価なんて気にしないブルーノ氏はお構いない。


客先のタイ人マネージャーからは、

お前のところの新しい日本人はずっと寝てるけど、もう帰らせろよ。

とまで言われる始末。

タイ人たちもフォローが大変だ。



バンコクに戻ってきて数日後。

またまた事務の子から電話がなった。

事務の子「また、ブルーノ氏が領収書出してきたんですけど…」

まただ。

勝手にタイで清算するな!と前回厳しめに注意したのだが。


俺「何の領収書?」

事務の子「蚊よけスプレー」


は??

そんなもの仕事のどこで使うのだ?

俺「何それ。いくら?清算はしなくていいから」

事務の子「120バーツ。清算はしていないわ。仕事に関係ないもの。」


120バーツ。

おっさん、自分で払えよ。

しかし、あのブルーノは前回の注意を全く聞いていないのか、

金にがめついのか、

しんどいおっさんだ。


俺「あの、ブルーノ氏。また勝手に領収書清算しようとしましたよね?」

ブルーノ氏「あ、モスキートスプレーです。蚊がめちゃめちゃいましてね。」

俺「だから、勝手にタイで清算するなって言ったでしょ。」
 「そもそも仕事関係あるんですか、こんもんが。」

ブルーノ氏「いや、でも凄い蚊でして、必要でした。」

あーしんどい。

俺「タイ人だれも必要としていないですが、どこに蚊がいたんですか?」
 「外の休憩場にずっといたから蚊が多かっただけじゃないですか?」


核心をついてやった。

が、ブルーノ氏には響かない。


ブルーノ氏「夜中の3時まで仕事したんですよ。休憩もしますよ。」


最終日は少し問題が発生して夜中までやったようだ。

タイ人曰く、もちろんブルーノ氏はほとんどベンチで御眠り中。

たしかに蚊よけスプレーは必要だ、ばか野郎。


俺「あのね、じゃこれを経費で精算するのなら、蚊よけスプレーはどこですか?」
 「経費ならあなたのものではないので、出してください。」

ブルーノ氏「え、でも小さいので、全部使いましたよ。小さいかったので。」

使い切るはずない。

1日で使い切れる蚊よけスプレーが120バーツもするか、ばか野郎。

俺「仮に、仮にですよ、これが必要なら、竹しゃんに買ってもらってください。」
 「勝手にコンビニで買ったもんを、タイの経費に回されたら困る。」
 「何回も言いますが、あなたにタイで清算させるつもりはない。」
 「こんな勝手にやってるから、もう事務の子はあなたを疑ってます。」

これで懲りただろうか?

タイ人からの信用もないんだぜ攻撃。


ブルーノ氏「え〜、たった120バーツですよ。」


きれた。


俺「たった120バーツなら自分の金で払え!」


荒々しく言ってやった。


これで少々わかってくれただろうか?

はい…と沈黙はしたが、

どうせ心には響いちゃいないぜ、こいつ。


本当にこいつとやっていくのだろうか?

本社からの評価は落ち、

タイ人も一緒に働きたくないといい、

俺はこいつが嫌いだ。

お荷物でしかなくなった鳴り物入りの大型新人。


このままブルーノ氏との2名体制になるのか?

信用されない人間がいることで本社からの監視や干渉は多くなるだろう。

俺はこいつのこと嫌いだが、

多少、本社へはフォローしておく方がいいのだろうかな。



って思っていたが、

もう本社からの評価、信用はほぼ底辺まで下がっていた。


続く。



もうボロボロだなぁって思った方は

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2018年12月25日火曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1カ月でクビになった話。〜その6〜

タイでの滞在1週間。

もう、このころにはボロが出始めた。

本社側からもブルーノ氏叱責の声も聞こえるようになる。

まだ将来の2名体制がある、と思っていたこの時期。

本社に信用されていない男との共存は、

俺にとってもマイナスなので、

逆に、本社側にブルーノ氏のフォローに走る俺。



しかし、そんな俺の心を折る事件が2件。

俺も大人だ。

仕事は仕事でしてやる。

でも、プライベートでは絶対関わらない、と思わしてくれた。



俺は出先での営業中。

事務のタイ人からLINEで写真が送られてきた。

うむ?

何やら手書きの領収書。


事務の子「あの、ブルーノ氏がこの領収書出してきて、お金くれって」

え?また勝手にこの男は…

で、何の領収書?

事務の子「BTS(高架鉄道)と、モーターサイ(バイクタクシー)」

BTS??

ブルーノ氏が俺に送ってきた宿泊先の住所は、会社まで徒歩圏内。

モーターサイでも10バーツほどだ。

で、いくらよ??

事務の子「2000バーツ。しかも、正規の領収書じゃなくて、ブルーノの手書きよ」

ちょっと待て。

自分作の領収書、そんなもん勝手に出したんか?


俺「無視しといて。俺から話す」

事務の子「私では許可できない。俺さんに連絡してって言ってる」


なるほど。

では、ブルーノ氏からの言い分を聞こう。

しばらく待つとする。


で、2日間。


音沙汰なし。


ってことは、俺には多分通らないので、タイ人に強引に行ったのか?


俺「あの、ブルーノ氏。領収書のことですけど、なんですかあれ?」

ブルーノ氏「あ、BTSとモーターサイです」

俺「いや、勝手になんで出すんですか?」

ブルーノ氏「え?いや普通ですよ。」

俺「手書きの自作領収書が普通なんですか?」

ブルーノ氏「え?だってモーターサイ領収書でないですよ(笑」

あーしんどい。

こいつはこっちの意図を全く、くまない。

伝わらない。

年上だがドンというしかない。


俺「あの、何回も言いますけど、あなたはタイの駐在員じゃない。出張者。」
 「勝手にタイで清算されたら困る。」
 「そもそも、あんたの住まいからBTS乗らないでしょ。」


ブルーノ氏「これは…空港ついてから、宿泊先まで行った時の…」

俺「それがこんな金額か?」

ブルー氏「プリペィだったので、まとめて1000バーツ分を買いました」


買いましたじゃねぇよ。

なんで実際の使用した金額以上を会社が払うんだよ。

そもそもその買った証拠もねぇ。

だって領収書は市販のもので、そこに自分で手書きで書いただけの金額。


俺「そもそもこんな手書きのものは認めません」

ブルーノ氏「え?でも前職はこれが普通でしたよ」


前職…

そう言えばブルーノ氏はこんなことを言っていた。

前職では権限はもらえなかったんです。

少額の物を買うにも本社の承認がいるんです…


前職の本社、これはブルーノ氏のこう言うところを見抜いていたのだろう。


俺「あなたは試用期間の身です。」
 「もし、必要経費がかかるなら、俺にまず相談しなさい」
 「間違っても、勝手にタイで清算するなよ」


このあたりで、ようやく大人しくなる。

しかし、このBTSとモータサイの金額。

これが今後の伏線だったとは、まだ気づかない。




もうブルーノ氏を普通の大人とは見れなくなってきた頃。

竹しゃんとブルーノ氏の3人でカレーを食べに。

大きなお金しかないって事で、

竹しゃんがとりあえずまとめて1000バーツで支払。

お釣りが戻ってきた。

20バーツ紙幣と小銭をチップで置こうとする竹しゃん。


待てよ、ここはすでにサービス料10%込み。


俺「そんなに置かなくていいですよ。もうサービスチャージ払ってますから」


竹しゃん「お?そうなのか。」

で、20バーツを財布に戻す竹しゃん。

ブルーノ氏「小銭も置かなくていいですよ。もったいないですよ」


竹しゃん「うむ。まぁ小銭はチップで置いとく」


じゃ、行きましょうか。


で、俺はかすかに聞こえた。


(え、もったいないですよ。)


そして視界の片隅でとらえた。

その数バーツのチップを自分のポケットに入れるブルーノを。


おい、それはまずかろう。

それはお前へのチップじゃない。



その日の残業中に竹しゃんがぽそっと。

「おい、あんた大変やで。来年からブルーノ氏と二人。」

温厚の竹しゃんですら気づいていた。

「あれは、わしの話なんか聞いてないわ。何回説明しても、ダメやわ。」


今日のあのチップ見ました?


「おう、あれはワシも見てもうた。あれは…」



入社2週目で本社での評価を急落させて男。

1週間あれば、タイでボロがでるには十分な時間だったようだ。


そんな状態で来週から、タイの地方での泊まり込みでの仕事。


ここでタイ人からの評価も地に落ちることになる。



なんでそんなやつを採用したのか?って思った方は


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2018年12月23日日曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1カ月でクビになった話。〜その5〜

ブルーノ氏がタイの事務所に出社。

あれだけ鳴り物入りで本社に入社したのだが、

出張先のホテルを意味不明に報告しない、ってことで評価が急降下中。


この人、怪しい。


誰もが思い始めた中、出社。


今回の彼の任務は、

同時期に1ヶ月ほどのタイへの長期主張者のエンジニアの竹しゃんのサポートだ。

竹しゃんは初の海外仕事の為、

言葉やタイでの仕事のやり方などのサポートが必要だ。

1ヶ月の長期間では、俺がずっと面倒見ることができない。

ブルーノ氏はそんな彼のサポートには丁度良い人選だった。



今回のエンジニア派遣の案件は、日本と協力しながらすすめる案件。

そのため頻繁にスカイプ会議をすることになった。

なかなか思うように進捗しない案件であった為、

出張者の竹しゃんには厳しい言葉が飛んでいた。


しかし、それ以上にブルーノ氏の評価がガタ落ちしていると感じた。

入社前は、

お前の裁量で好きなことやっていいから儲けてくれ!

期待しているぞ。

だったのだが、今ではすべてタイの責任社(俺)に許可をとれ。

報連相メールを毎日しろ。

鳴り物入りの大型新人だったが、完全にただの新入社員と化した。


入社2週間の出張者なので、当たり前ではあるのだが、

年が8個ほど上にあたるブルーノ氏。

さすがに俺に行動の許可をとれ…

はちょっとは面白くないなぁって感じているのだろうか?




エンジニアの竹しゃんとブルーノ氏の出張は1ヶ月。

彼のスケジュールが決まった。

最初の1週間は、既存案件の見積り製作、業者打合せ。

2週目は、現場での工事、不具合の対応。

となった。


さっそく竹しゃんと共にタイ人と打合せに励む。

タイ語がわからない竹しゃんをサポートしているブルーノ氏。

客先にも同行で営業。

俺は仕事の業界が異なるため、業務は基本別々となるが、

見た感じには頑張っているように見えた。


しかし、やはり暴走機関車ブルーノ氏。

徐々に綻びが出始めた。

竹しゃんからの指示に対して、よくわからない自己主張を続けるのだ。


竹しゃん「A社製とB社製機械の見積りをとってくれ」

ブルーノ氏「わかりました。でも、このC社のはどうです?」


また、よくわからないメーカー見つけてきたな。

でも、これは積極的なのかな?


竹しゃん「C社製は実績がないので、辞めておこう。」

ブルー氏「え?だってこっちの方が安いですよ。」
    「タイのローカルですが、これを提案しましょう」
    「さっそく、ここのタイ人に電話してみますね。」
    「エンジニア氏、価格でてきました。ささっと客先に出しちゃいましょう」


竹しゃん「うむ…えっと、でもなぁ。」


エンジニアは、ずんぐりむっくりタイプで寡黙というか優しいのだ。

端から二人の会話も聞いていても、

ブルーノ暴走が始まったか?と感じるのだが、

何とか意見をくんでやろうとするエンジニア。


しかし、この対応は間違っていたのだ。

そもそも扱う商品も客層も前職とは違うブルーノ氏。

入社2週間しか在籍していない新人。

まず学ぼうよ。

自己主張はもう少し先だよ。


社歴25年の大ベテランのエンジニア竹しゃんに対して、

徐々にナメタ態度をとるようにもなるのは、もう少し後の話。


俺「竹しゃん。安いのはわかるけど、そもそもC社製の仕様でいいんですか?」
 「実績も、品質もわからんのんでしょ?」

ちょっと助け舟。

竹しゃん「そうだな。やっぱり、A社、B社製にしておこう。」


ブルーノ氏「え?だってAもBもまだ回答無いでしょう?」
    「C社の方が安いんだし、見積もり出しましょうよ」

ブルーノ氏は、まず人の話を聞かない。

俺「じゃ、品質は?もし、問題でたらブルーノ氏責任もつの?」


ブルー氏「…」

竹しゃん「まぁまぁここはA社、B社製にしよう。」


と、こんな感じなのだ。

鳴り物入り大型新人、どこに行ったのだ。



ブルーノ氏は基本的に社会常識が少し疎いのだ。


竹しゃんとブルー氏が同行営業。

ブルー氏の前職の話になり、

お客さんも前職で取り扱っていた商品にちょっと興味をしめしたようだ。

事務所に戻ってきて、何やらPC作業をするブルーノ氏。

定時になりブルーノ氏は帰宅。

残業をする竹しゃんが驚いたのは、ブルーノ氏からCCで送られてきたメールだ。

竹しゃん「うむ?なんじゃ? ブルーノ氏、勝手に客先にメールしてる」

え?勝手に??

内容はどんなんだ?

失礼なメールではないよな?

どうやら前職で販売していた機械の動画を送付したようだ。

エンジニアがメールの内容を確認したところ、

内容に誤りは無いようだが、まったくこまったもんだ。


つい先日も勝手にメールしていたので、

あなたはタイの社員でもないし、本社でも試用期間であって、

ましてあなたの客先ではない。

竹しゃんもしくは、俺に確認してメールしなさい。

って、注意したばっかだ。


その2日後にこれだった。


翌日、

竹しゃん「ブルーノ氏。客先に勝手にメールするのはやめて。」

ブルーノ氏「え?なんでですか?普通のメール打っただけですよ」


ブルーノ氏はまず反論から始まるのは会話の常。

竹しゃんを多少ナメ始めてる感じもある。

竹しゃん「いや、そういうことじゃなくて、まずは上司に内容の…」

ブルーノ氏「え?でも客先も興味示してたでしょ。そのメールですよ」



竹しゃんは基本優しいので、ごにょる。


俺「勝手にメールするなって前言いましたよね」
 「あなたは、まだ客先を持ってないんです。そこは竹しゃんの客先ですよ。」
 「機械をPRするにも、彼の戦略がどうとか気にしました?」

ブルーノ氏「あ…はい」

あんまピンと来ていないようだ。


俺「要は、上司や先輩と客先に同行訪問して、君が勝手にメールするのはおかしい」
 「これが出来ないなら、僕の客先には連れて行きません」


年が8個も上の40代に、少々きつめのパンチ。

もともとはこの人、俺の上司になるはずだったのだ。

でもこの暴走振り、そして注意してもピンと来ていない感じ。

組織で働くにはまず無理ではないのだろうか?



しかし、ブルーノ氏の評価が落ちようが、

今の予定では来年にはこの男との2名体制になるのだ。


俺も組織の人間。

やばいやつかもしれないが、なんとかやりくりして行こう。



って、まだこのころは思っていた。





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2018年12月21日金曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1カ月でクビになった話。〜その4〜

そんなブルーノ氏がとうとう本社に入社してきた。


とうとう始まるのだ。

本社で1年の研修をしながらタイにも出張で協力。

1年後には本格的にタイ駐在で実力を発揮してもらう。

そんな本社からの通達がきた。



暴走気味のブルーノ氏。

1年もの期間に何かしでかすんじゃないか?

モチベーションアップの為の取り組みとか、思いあがった理想論とか、

そんな発言を本社で主張して、その後処理をこっちで。

あぁ、余計な仕事が増えるのだろうか?



ブルーノ氏はそんな俺の心配など知らずに、

本社で研修に励むこと2週間。

なんと、もうタイの出張命令がでたのだ。

タイへの出張予定のエンジニアがタイ語NGのため、

タイに同行して通訳&補佐しろとの御通達。

ブルーノ氏はタイ歴も長い為、

会話程度のタイ語は話すことができる。



もうタイ事務所に来るのか?

本社での評価はまだ高いのか?

これはいずれブルーノ氏はトップにし、俺は彼の部下になるのか。

しかしそれが会社組織というもの。

なんとか彼とコミュニケーションを取る必要がありそうだ。




しかし、そんな流れが大きく変わる。


それはブルーノ氏の出張数日前だ。

同行で来るエンジニアはこっちでホテルを予約。

ブルーノ氏はタイにも詳しいので自分でホテルをとると主張。

まぁどこでも勝手に泊まってくれていいのだけど、

出張者を預かる身からすると、どこのホテルに泊まるかは知っておきたい。

ブルーノ氏はどこに泊まるのか??

本社でもその話題が持ち出した。

ブルーノ氏は何も報告していないのだ。


本社幹部「ブルーノよ。君はどこに泊まるのだ」

ブルーノ氏「いや、えーと。私はタイに知り合いが居るもんですから」
    「その部屋の方がコストも安いですよ」

本社幹部「おいおい、遊びに行くんじゃないぞ」
    「会社の仕事だ。そこで何かあった場合、だれが責任を持つのだ。」

ブルーノ氏「いや、えーと、でも…ごにょごにょごにょ」


本社幹部「勝手なところの泊まるんじゃない。ホテルに泊まりなさい。」
    「泊まるところは、タイの責任者に報告しなさい。常識だ馬鹿もん!」


ブルーノ氏の片鱗が出始めたようだ。

本社幹部より電話がかかってきた。

「すまん、とんでもない奴をタイに送り込むことになるかもしれん。
ちょっと暴走する気配があるので、必ずお前に報告、連絡するように伝えてるから。
ホテルの名前はあとでブルーノからメール来ると思う。」



急展開の評価ダウン。

あれほど高評価だったのが2週間の本社研修でこの様だ。


本社幹部よりブルーノ氏から宿泊場所の連絡が行くからと言われたが、

結局、ブルーノ氏からの何の連絡は来ないまま出張当日。

たしかもうタイに到着しているが何の連絡もない。


さすがに本社幹部に連絡を入れた。

ブルーノ氏からメールも電話も無い事。

勝手にホテルをとられても、毎日の送迎は出来ないこと。

何も連絡ないので、仕事内容は何も指示していないこと。

タイに到着したかどうかの連絡もないこと。


本社もびっくり。

あいつ、何も連絡無いのか!!

すぐに、ホテル名と住所、電話番語を連絡させるから。


と怒っていたが、そんなブルーノ氏を評価してたのは君たちだよ。

と言うのは控えておいた。


本社幹部からの怒りの通達があったのか、

その日の夜、殴り書きのようなメールが届いた。

前職時代に住んでいたというサービスアパートの名前。

結局、ここに泊まるなら、なぜあれほど無駄な主張をしてきたのか?

こんなしょーも無い事で、

会社からの批判を受けながらも、宿泊先にこだわったのか。



そして、ホテル名の下には住所も記載されていた。

タイの住所なのでピンと来ないのだけど、

ブルーノ氏滞在先のこのホテルは、バンナ地区になると思っていたが、

ベーリン地区という記載。

え、あそこってベーリンか?

ま、いいか。

この時は、若干の違和感を残しながら納得したが、

この住所があとあとに大きな波紋を残すことに…




次回からはクズ話だよなって思った方は


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2018年12月20日木曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1カ月でクビになった話。〜その3〜

前回からの続き。


あの初めての食事後からも何回か飲みにいった。

俺はなんとかこの人とやっていかないとと折合いを付けている中、

相変わらず本社ではブルーノ氏の評価が上がっている。



人間的には俺は合わんって思ったが、

仕事はできる!って考えるようにする。

そう本社が評価してるのだ。

それに何はともあれ、前職ではMD職までしてるのだ。

権限は与えられなかったとはいえ、

仕事はできる人間なのだ。


って思う事にしよう。


そんなある日。

まだ入社前のブルーノ氏からメールが届いた。


「タイの事務所には雇用契約書はありますか?

これはタイ人のモチベーションを上げるのに必要です。

仕事を明確にしてあげて、タイ人のやる気をあげるべきです。

私の前職で使用していた契約書です。

タイ語でも記載しています。

もしタイの事務所に契約書が無いようなら、

この内容を説明してサインさせるべきです。」



おいおい、どうした急に。

急に「させるべき」って言われても。

しかもこの内容って…それお前の会社の契約内容だろ?

うちの会社の仕組みも内容もまだ理解していない入社前だろ?


モチベーションって言われても、

タイ人の離職に悩まされてるわけでもないし、そんな話なんてしていない。




これは本社側と何か話があったのかと電話してみたが、


しかし、本社側もなんじゃこれ?って。


入社前にこんなん送って来るなんてナンセンスだなぁ


結局、入社してから一緒に考えましょうって事で、波風立たせずに。



やっぱ、ちょっと変わった人かも。

暴走気味なのかな?


思ったことは言わないと、やらないと仕方がない。


そんな性格なのかもしれない。


こんなメールをいきなり本社に送るとは。


これはブレーキをかけるのに苦労するかもしれないなぁ。




なんて、こんなもんは序章にすぎなかった。



続く



暴走ブルーノ、加速準備中。って思った方は



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2018年12月18日火曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1カ月でクビになった話。 〜その2〜

前回の続き。


ブルーノ氏と食事を行くことに。

あの話脱線男と会話になるのかぁって心配していたが、

面接ではなく、

あくまでプライベートでの食事なので、意外と会話にはなった。

って当たり前かな。


特に仕事に対して、突っ込んだ会話もなく、

そもそも同僚のプライベートの話にあまり興味もない俺なので、

特にブルーノ氏の過去に迫ることもなかったが、

不意に前職の権限を与えられないって話を聞いてみた。


決裁権を全く与えられいなかった話は本当のようだ。

すべて本社にお伺いを立てないといけない。

会社の購入品はすべて本社の許可が必要らしい。

それはさすがに仕事にならんよな。

だってボールペン1本買うにも領収書が本社承認がいるとなると、

物事が進みはしない。

まして、この人はパワーないなってタイ人から思われちゃうので、

メンツもたたない。


ほうほう。


それは同情するよ。


俺もタイの当初は権限がなく、何人かのタイ人に舐められてた。


今では幾分か裁量権を与えられているので、

多少メンツは立つ。





面接の時には毛嫌いしていたが、

話してみると、

悪い人ではなさそうだ。


それに、この人と2名体制でやっていくのだ。


上手いこと人間関係を築くのに越したことはない。



ちなみにプライベートの事も聞いてみた。


奥さんはタイ人。

奥さんは病持ちのようだ。

病の詳細まで聞いていないが、

生活できないような病ではないが、治療が必要。

奥さんのことを思うと、頑張って仕事しないと!



ごめん、ブルーノ氏。

君を誤解していたよ。


良い奴じゃないか。


じゃ、今は奥さんと住んでるんですか?


「いや、今奥さんは日本にいます。」

はい??

なぜ日本に??

なんでも、かつて日本で2人で暮らしていたらしい。

奥さんは日本で仕事をしているし、

日本を気に入っているので、日本を去りたくないようだ。

そしてブルーノ氏のみタイに戻ってきた。

なぜ??

こんな捻じれ生活初めて聞いたぜ。


ブルーノ氏はタイで働きたい!って希望をもっている。


タイ、タイで働きたい。


タイに固執する男の影に、女有り。


ブルーノ氏も所詮この類か?

しかも病気もちなんじゃないんですか?

それに子供も奥さんと日本にいるだって?


怪しい・・・


しかし、プライベートの事はええとしよう。

人それぞれいろいろ事情ってもんもあるだろう。



若干怪しさが残ったが、

思った以上にまともな人かもしれん。

入社まであと2ケ月ほど。

思えばタイで一人の駐在員も寂しいもんだ。


どこまで打ち解けるかわからんが、

ブルーノ氏と上手くやっていこうかな。




あの頃は、まだそんな事を思ったりした甘い俺もいた。


続く。



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2018年12月16日日曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1カ月でクビになった話。〜その1〜

タイの事務所に日本人を1名補充する事となった。


俺のいる事務所には、

日本人は俺一人。

足りない部分は日本からの出張者でカバーしてもらっていたのだ。


しかし、ここらで日本人をもう1名駐在員を増やそう。

経験のある40代を採用して、

タイの事業所に新展開を期待しようじゃないか。


と盛り上がる本社。


うむ?


という事は俺は降格か?

そのあたりはうやむやなまますすんでいたが、

まぁ給料は変わらないようなので、どっちでもよかった。



そんな中、候補者を何名かタイで面接した。

本社側の幹部数名、実務に携わる課長級、そして俺の数名での面接。

そこに現れたのが今回の主役ブルーノ氏だ。

さすがに本名を出すわけにはいかない為、

偽名、ある程度のフェイクを入れて行く。

ちなみに日本人だ。



ブルーノ氏は40代半ば。

現在はタイでMD職(現地社長)をしているようだ。

MDの職に就いているようだが、

本社から権限を与えてもらえないらしい。

権限をもって仕事をしたい、ってのが今回の転職の動機のようだ。


この時点で俺は疑問視。

だって、それって信用されてないんじゃない?で終わった。

転職したら権限与えられるって甘い話だ。



それにしても、このブルーノ氏。

よくしゃべる。

面接で聞いていない事も、

話がそれ始めても、

とどまることもなくしゃべるのだ。


オチもなく。

つまり面白くない話ってことだ。

このおっさんと働くのは疲れそうだよ。

だって、会話にならんよ、これ。


ブルーノ氏の話は本線を基本的にづれているのだ。

これで営業職が務まってるのが不思議なもんだ。

そもそもこっちの質問の意図、理解してる?


そして長い面接終了。


2時間にも及ぶ面接が終わった。


そんな長くってことは、もしかしたら本社メンバーはブルーノ氏を気に入ったのか?


やばいぞ、それなら。



本社のメンバーから感想を聞かれる。


俺は△っす。

だって、話してる内容が意味不明っす。


しかし、本社のメンバーからは概ね好評だった。

絶賛する者もあらわれた。

しかも幹部クラスが。。


これは嫌な予感。


自分で考えて営業する積極性がある!らしい。

よくこんな面接で読み取れたな。

そんなもん、面接なんで何とでも言えると思うのだが。



そして何か月か過ぎると、

本社側でブルーノの評価がうなぎ登りに上がっていた。


あいつしかいない!

ああ言う男を待っていたんだ。


と言う始末。


正直、どこに惚れたのかわからんっす。



が、お偉いさんが気に入れば、話はとんとん拍子にすすむ。


どうやらブルーノ氏の現職の退社の話もすすみ、


本当にあのブルーノ氏が入社してくる日が現実味を帯びてきたのだ。



ブルーノ氏はタイに滞在中だったので、

本社からは一緒にご飯でも行って親睦を深めなさいとの指示も。



嫌だ。


だって会話なんて通じないよ。


あの永遠に本線に戻らない話をしろと?


そんな中、ブルーノ氏からメールが・・・


「宜しくお願いします。

私はあなたの上司になりますが、偉そうにはしません。

一緒の会社をどうよくするか考えましょう!

前回参加したセミナーの資料です。

タイ人のモチベーションを上げる方法などについての資料になります。

是非、参考にしてください」



いきなり俺の上司宣言。

本社からはフラットな立場を言われていたのだ。

まだ決まってないと思いますが?いつから上司なんですか?


って言うのは、打つのを辞めといた。

ケンカしたいわけではない。

同じ職場になるなら上手いことやらないといけないわけだし。




タイ人のモチベーションをどうこう言う前に、

どうやって仕事を受注するか考えましょう。


って打ちたかったがこれも止めておいた。


こういうセミナーに参加する人種と言うのは、

モチベーションアップ的な話が大好きで、正義と化しているので、

波風立たさない方がよい。






そして・・・


「ご飯でも行きましょう」



とうとう来たか。


まぁ俺もサラリーマンの端くれ。

行きたくない食事会の参加には慣れてるわ。


あぁまともな話出来るのかなぁ。



続く




話が長いだけで、ええ人そうやん!って思った方は


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2018年12月9日日曜日

「天上」って言う焼肉&寿司ブッフェで年を感じる

メガバンナでランチ。

それにしても最近よく行くメガバンナ。

もう、レストランも飽きた。

この日は、午前中にジムで走っていたので、がっつり食いたい気分。

そんな時に「天上」ってブッフェが目に入った。

メニューを見る限り、何ちゃって系だろう。


でも、日系チェーンにも飽き、

そして、がっつり食いたい気分も相まって、

まさかの入店してみることに。


メニューは、焼肉と寿司がメイン。

焼肉はこんな感じ。

言うほどメニューも多くない。

ね、何ちゃって系やろ?

和牛は、希薄です…って。



さぁさっそく焼くぜ。


では、お味は…


うむうむ。


まぁね。

だって、ブッフェだもん、こんなもんかな。


そして寿司。


まぁこれもね。


こんなもんだよね。


このマヨネーズごまかし系の方が好みかな。


しかし、一人600バーツ。


600バーツもあれば、

確実にもっと美味くて豪華なものが食えたはず。


結局、量を食わなければ意味がない。


量より質。


もう、そんな年頃さ。


そりゃそうだろ。って思った方は

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2018年12月7日金曜日

ナコーンナヨックの夜はナイトマーケットとバニーガール?

ナコーンナヨックのガイヤーン通り。

夜はナイトマーケットが。


いかにも最近のタイの流行のような、

あえて古き良き時代的なトタン感をだす。


でも、売ってるものは基本的にどこも同じ。

タイのナイトマーケット…


駐在者には、もう飽きてんだよ。


飯も変わりのない。


安物の寿司もある。


そしてその横には昆虫も。

これも想定内。

お、音楽が…


なにやら銀行のキャンペーンか?


ナイトマーケットより、こっちを見ていたいもんだ。


特に食うわけでもなく退散。


こんなオープンレストランを発見。


田舎なのに、席がいろいろ予約されている。

人気店なのか。


こんな感じのものをオーダー。





まぁこんなもんって味。


20時を超えると、

なにやら若い子たちがぞろぞろ。

しかし、バーニーガールやらのコスプレ。

足の露出もありがたい。


うむ??


これは何が。


しかし1時間、何も動きが無い。


バニーガールたちは、ある席にかたまり待機中なのか、化粧直し。


これは興味深い。


が、今回はタイ人彼女同行。


きょろきょろ見てるのですでに警戒中。


残念ながら、今日はここで撤退。


いやいや、遠征はやっぱ男同士にかぎるぜ。


しかし、これでまたこの地に戻ってくる意味ができた。


またな、バニーガール。



さっさと戻って、その後を伝えろ!って思った方は


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2018年12月5日水曜日

ガネーシャと田園散歩と滝に期待…してはダメ@ナコーンナヨック

ピンクのガネーシャ。


タイで有名なところと言えば、チャチュンサオか。

そもそもタイでガネーシャ?って思うのだが、

まぁ気にしない。


ナコーンナヨックの旅行中に、

グーグルマップに、ガネーシャパークって出てきた。


前回のガイヤーン通りの付近だ。


面白そうなので行ってみよう。



はい、ピンクのガネーシャ様。


ライトピンクなのは色が剥げたせいか。


ガネーシャは2体。

今は、こっち側の方が本体なのか?


せっかくなのでタンブンしようぜ。


線香つけて、ガネーシャの周りを3周。


ここのガネーシャは仕事運?らしい。

チャチュンサオはテーマパーク感が漂っているが、

こっちはどうだろう。

地方感たっぷりで好きだな。






続いて何かないかとネット検索。

なんでも、田園(ライス)の中を歩ける橋?があるようだ。

さっそく行ってみよう。


これ。


なかなかの景色だけど…そりゃ一年中米あるわけじゃないよね。


ここに稲穂が実れば、これは人気になるだろう。


でも、こんな泥沼な中だけど、

歩くと結構気持ちの良いものだ。




同じような箇所がもう一か所あるようだ。


が、ここも同じ。

二毛作のタイでも時期はあるのだ。



これは時期を見て再度訪問かな。

しかしその時は山ほどのセルフィー軍団がいるんだろうか?




最後に滝に訪問。


タイ人がネットで検索。

タイ人に人気の滝のようだ。

ナコンナヨックと言えばラフティングが有名だ。

これはさぞ素晴らしい渓谷があるのだろう。



車でメインロードから入ると、川が見えてきた。


ここで20バーツ徴収。


さぁ滝はどこかな。


駐車場のタイ人「これだよ」


え?



これって、水遊び場。


決して滝とは言うてはならん!


前回の滝も同じようなもん。


タイの滝。


平地の国なので、滝の名に騙されるんじゃないぜ。



ナコーンナヨックの観光。

どうだろう。


ダムだけ見とけばいいんじゃない。




うすうす気づいてたわ。って思った方は


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2018年12月3日月曜日

ナコーンナヨックのガイヤーン通りの最高のローケーションで。

またまたナコーンナヨックにやってきた。

タイ7年で訪れることなかった場所だが、

今年の2回目だ。


ナコーンナヨックでは、ダムが有名だ。

ダムのブログはこっち

タイ最大のダムの放流


こっからはナコーンナヨックの名所を紹介していくぜ。

マイナーなとこだし、興味ないなんて言うんじゃないぜ。


今回はガイヤーン通りだ。


それって、イサーンの普通の道じゃん…


そもそもガイヤーン通りなんて、俺が勝手に言うてるだけなんで、

間違っても、ナコーンナヨック住民に聞くんじゃないぜ。


ガイヤーン?

そこらで売ってるよって言われるだろう。


この辺。

分かり難いだろう。

でも、例のダムに行こうとすれば必ず通るので気づく。

だって、ガイヤーンの店が多いから。


こんな感じ。


ただの食堂スタイルから、屋台風スタイルまでさまざま。


どこが美味いかなんて旅行者にはわからないので、

とりあえず景色の良さげな、ぼろぼろの食堂に。


で、これよ。


田園最高。


ここでイサーン料理。

ばっちしのローケーション。

乾季だし、風もきもちええ〜。


料理は王道イサーン。


ナムトックムー。


辛さも、豚の脂加減もちょうど良い。


で、ガイヤーン。


ちょっとパサパサかな。



これだけガイヤーンってうたって置きながら、

ガイヤーンはパサパサかよ。

じゃねぇ。


このローケーション。


なんの文句もないっす。


お店も夫婦でやられているようで、

田舎なのかせかせかしていな接客。


満足の行くイサーンランチ。


ナコーンナヨックに行くときは田園バックにイサーン料理は鉄板だ。



ただ畑見ながら飯食っただけ?って思った方は

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